寒さにもろい父に捧げる

さっそく父は寒がりだ。
家に居る時も夏を除いて常に寒い寒いと口癖のようにつぶやく極めてしなやか父のお年に今年も寒さ無縁グッツを贈りたいとしてみた。
一昨年はハンテンを贈ってみたが今度は下半身が寒いとつぶやく始末、そして去年はワークショップ特製防寒ズボンを贈ってみたが寒さを忌み嫌う我儘は凍る事知らずで次は足元が寒いと言い現す始末、そこで今年は自宅のソファーで佇む時間が長い父の体をひたすら気安く包み込み一切寒いと言わせない優れ物を探してみたのです。
それが今回父に贈った人型寝袋たる物、それは寒冷地のキャンプ場や車中泊などで便利とされてる万能寝袋との事、それを着たまま動き回ってみたり、単に横になりシュラフ代りで眠てみたりと一挙両得グッツとして重宝がられる奥の手みいだ。
そういう大胆かつ横着な寝具に目を付けインターネットで検索し特徴を吟味検討した結果、価格も10,000円前後とあんまり悪い無名のメーカー品に狙いを定めました。
いったい寝具と居間着が合理的に両立出来るのか?どっちつかずに至ってしまい押入の肥やしにならないのか?こんな一物の不安を頂きつつ父の為にと購入決意しました。
まずはまず私の自宅に届けてもらい自身が試着し確かめてみた結果、さっそく自宅の居間着としては若干恐ろしいが(ポリエステル100%)部屋で羽織る分には抜群に温かいのです。しかし難点はトイレに行く際逐一脱がなくては用を増やしにくい事に加えゴワゴワとし歩きづらい事、それ以外はとにかく不満無く手元のファスナー開ければ手も出せ用事も出来るしパソコン利用などにも支障が無く思った以上に役に経ちそうです。
但し家ではちょっと大袈裟すぎないか?これを着て町への外出だけは確実にやましい。
そういう適度の歓喜と不安な念を抱きつつ再度ラッピングし父に贈った人型寝袋でした。
そして渡した結果、父は当初、想定外で困惑混じりの反応だったのですが試着後の感想は思いのほかで大好評、猫に潜り込まれても窮屈感のないに懐の深さに加えポケット複数付なので電話やタバコも財布も入れられ今では実に父の自宅用ユニフォームと化け大活躍しております。
しかしながら困った事は私が恐れていた通りただただ外出したりもしているみたいでまだまだ照れくさい。
こんな予想店外のプレゼントこそが以外に父のライフスタイルにはまってしまい思いのほか気に入られる事を是非皆様にも知ってほしいのです。引用